フィンランドで暮らして変わった。休日の癒しはお買い物よりも、森散歩。

森と湖の国で有名なフィンランド。そんな自然に溢れた北欧の国で暮らしていると、

あおい
あ、わたしって毎日自然の中で生きてるな

とよく思います。

 

 

それは、アウトドアに出かけた時、美しい森を見たとき、美味しい空気を吸った時だけではなく、

ただ街中を歩いているだけで思うんです。

なぜなら、家を出れば鳥のさえずりが普通に聞こえる街だから。

あおい
雀のチュンチュン、カラスの鳴き声だけではなく、いろんな種類の鳥の美しいさえずりが、ショッピングモールや人の集まる繁華街でも普通に聞こえてくることもあります

また、これはよくみなさんに驚かれるのですが、中心地の近くでも緑が多い場所では普通に野良ウサギを見たり、木の上でリスがうろうろしているところもよくあるんです。

こんな風に、街中でさえどの部分を切り取っても美しいありのままの自然があり、いつも私を包んでくれています。

森も丘も川も、自然はすぐそばに

フィンランド 森

北欧で数年暮らして特に嬉しいことは、

家から車で15分ほどの場所に大自然を思う存分満喫できる地域がたくさんあること。

そして、その自然の中に足を踏み入れることが、今では当たり前の習慣になったこと。

 

忙しい時、疲れた時、ストレスや長い仕事が続いた週末は

あおい
森に行きてーーー

と、大都会生まれの私が思ってしまうんです。笑

 

 

で、昨日の日曜日も行ってきました。

友人と朝からたった3時間ほどの森へお散歩へ。家からたった車で20分ほどのところに、こんな素敵な大自然があるんです。

三日前に突然「ちょっと自然に行こうよ」で、さらっと計画。

色々準備が〜とか、
森で何するか計画しなきゃ〜とか、
散歩の時の服装どうしよう〜とか、
そんなめんどくさい気持ちも、時間も何にも必要ないんです。

ただ、行くだけで十分。

あおい
もちろんソーセージを持ってね。

 

森では何をするの?

おしゃれにもこだわらず、決まったギアもいらず、バーベキューセットや、遊び道具もいりません。

持参するのは飲み物と、だいたい決まってお菓子とソーセージくらい。

そんな軽い荷物だけをリュックに入れてレッツゴー。

ただひたすら森をぶらぶらと、友人や家族とのんびり歩き回ります。

 

 

そしてお腹が減ったら、おきまりのソーセージタイム。

森や丘、自然公園などには、決まってこういった焚き火がいくつかあったりするので、ここでマッカラ(ソーセージ)を焼くんですよ。

ちなみに、先客がいたらどうするの?と思われるみなさん。

そういうこともよくあります。

でも、「moi」と声をかけて一緒に会話を楽しんだり、または先客の人が「次どうぞ」と声をかけてくれたりするので、場所取りの心配も別にないんです。ここは、みんなで共有するもの。(正直人混みの心配は、自然公園など人がよく集まる場所や、イベント時でめちゃくちゃ混み合っている時くらいですね…)

 

ちなみに、もちろん森でマッカラを食べることが一番の目的ではないので(笑)

友達や家族と緑の中をただひたすら歩きながら、
「あ、あんな鳥がいるね」「あそこに、こんな木があるね」「最近仕事はどう?」なんて話しながら、目的のない、ぶらぶらお散歩とおしゃべりでのんびりします。

フィンランドの森

とっても清々しい空気を吸って、生の自然を体感して、緑をいっぱい体で浴びて、マッカラを食べる。

パチパチと小さな火のこの音を聞き、シーンとした林の中でキツツキの鳴き声に耳を澄ます。

湿った地面や木々に触れ、自然に包まれる…

たったそれだけなんです。

 

これをたった2時間〜3時間満喫して、「ほっ」として帰宅する。

これが、とってもとても心の奥から私を癒してくれる私のフィンランドの休日の過ごし方です。

さいごに

大自然とは真逆の大都会に生まれ育った私は、休日と言えばお買い物が癒しとストレス発散の方法でしたが、

こうして住む環境が変わり、自然に包まれることが習慣化してから、体の中から癒される自然の偉大さを知りました。

 

もちろん、買い物もお出かけも私にとっては大事な楽しい時間。

でも、こうして自然の力と交わることで得られた、気持ちよさは私にとって素晴らしい学びとなりましたよ。

 

いつか、みなさんにも北欧の緑に癒されるひとときを、フィンランドに来られた時はぜひ味わってほしいなと思います。

おすすめ場所はいつでもお伝えしますよ!

 

ちなみに私は帰国したら夫のあれちゃんと一緒に、日本の森、島巡りをしたいなと思っています…おすすめがあれば教えてくださいね。

 

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