とつぜんですが…
アルメダールスの本社を訪問してきました。
といっても、実は何年か前の話なのです…。しかし!せっかくなので…こちらで皆さんにも、その様子をお伝えしたいと思います。
さて、アルメダールスは、160年以上も続く歴史を持つスウェーデンを代表する老舗テキスタイルメーカー。現在ではその北欧レトロなデザインが大人気のブランドです。
あのヤバかわいい、ザ・北欧柄のキッチンタオルとか…

キッチンワイプとか…

が、生まれているのは、こんな場所にある、こんな会社なのです!
けっこう遠い、アルメダールスへの道のり
アルメダールスの本社がある場所は、スウェーデンの首都ストックホルムから特急列車とローカル線を乗り継いで…
片道約5時間ほどの場所にあります。

日本でいうと、岐阜とか、、、金沢とか、、、そういう感じのイメージでしょうか。日本でも老舗のメーカーさんの多くは地方都市にありますもんね。スウェーデンも同様です。
今回はもろもろの都合で、日帰りでの訪問。
朝一秒でも長く寝ていたい私は(またその話か)、本当に決死の覚悟で朝5時におきて出かけました。
さて、ストックホルムの中央駅から乗った特急電車は、めちゃめちゃ快適。この特急列車は、日本の「やまびこ」や「のぞみ」のような情緒ある名前ではなく…。すばり、
X2000
現在は改名してSJ2000になったそうですが。なんか近未来的です!電車の名づけってお国柄が出る感じがしますね。結構面白いです。
この列車、実はスウェーデンでは一番速い、自慢の列車。けど日本の新幹線ほどは速くないけどね。
そして、なぜか社内がオシャレ。色が統一されているから??別に普通の社内なのに…これは…
北欧マジック?!
座席、食堂車はもちろんのこと、トイレでまでも無料で車内WIFIが使え、全座席に電源もあり…。なんだか普通に家にいるみたい。仕事もバリバリできそうです。
そんな社内で私と兄(兄は雑貨の輸入卸の担当です)は、朝食をバリバリ食べました!

見苦しい写真で…すみません(笑)。
さてその快適なX2000に3時間ほど乗って、その後乗り換えたローカル線。今度はやたらにかわいい。

普通の電車にトイレが付いてるくらいの感じですが、なんだか外国の電車ってかわいいですよね。特に普段電車好きでもない私ですが、なんだかこういうローカルな外国の電車って、萌えますね~。
いざのりこんだ。テキスタイルの街ボロースへ
日本でも地域によって古くから伝わる地場産業ってありますよね。
焼物ならココ・・・
漆ならココ・・・
布ならココ・・・
みたいな。
これ、実はスウェーデンもそうなんです。
例えば、ガラスで有名な「コスタボダ」や「オレフォシュ」などは、スモーランドと呼ばれる、スウェーデンの中南部に位置し、このエリアは古くから「ガラスの王国」と呼ばれてきました。今でもガラス工房がたくさん点在してます。
また、「ダーラヘスト」で有名なスウェーデン中部のダーラナ地方は、昔から木の手工芸が盛んで、今でもたくさんの工房があり職人さんが制作しています。
あ、ちなみにソピバはこんなモダンなインテリアにもぴったりなダーラヘストも扱ってます!スウェーデンブランドの、アンナビクトリアの陶磁器製のダーラヘスト。オリジナルボックス付きでギフトにもおすすめですよ~。

では、テキスタイルは。
それは、スウェーデンの西南部に位置するボロース地方。このエリアは昔から「テキスタイルの王国」と呼ばれ、その名の通りテキスタイルの産業が盛んな場所でした。今ではなくなってしまいましたが、かつては「ボロース(ボラス)」という超有名なテキスタイルメーカーも、このエリアにありました。今でも、北欧ビンテージのテキスタイルとしては有名で、北欧のアンティークフェアやフリーマーケットで良く見かけます。
そして、われらが(?)アルメダールスがあるのも、もちろんこの、ボロース地方なのです。
やっとたどり着いた…アルメダールス!
5時間もかけて、ようやく小さなローカル駅にたどり着きました。
回り、何もない。ガソリンスタンド一軒だけ。
良ーく目を凝らすと…遠くに「アルメダールス」の看板が!

見える?見えます?看板?
遠かっただけにやっとたどり着いて、

というわけで、会社の中の様子は、次回のブログで続けます!
いやー、まいった、さすが北欧の会社~。
という感じのすてきな内装、そしてテキスタイルを印刷している工場部分も見せて頂いてきましたので、どうぞお楽しみに~。
ぜひお店の方でもアルメダールスの商品ご覧になってみてください。
