ブランド潜入レポ!いよいよ、アルメダールスの内部に入ります

先日の続き、アルメダールスに訪問したときのことを書きます。

ついに中に入った~。さすが北欧ブランド!

建物自体は、レンガ造りのとても雰囲気のある建物。でかい。以前は工場としてフル稼働していたそうです。

 

いざ中に入ると… 

いきなりこれ。

うーむ。期待を裏切らない。素敵すぎる待合室。これは俗に言う「北欧インテリア」ってやつですかね?

壁にかかっているのは、昔テキスタイルにプリントを施すために、実際に使われたというシルクスクリーンですって!さらに、センターテーブルとして置かれているのは、白樺の木の枝をザクっと切って、ぐるっとバンドで止めたというシンプルな「家具」。地元のデザイナーが作ったそうな。

店長
スウェーデン人…センス良すぎだぜ…

 

さすがはメーカー。工場充実。

アルメダールスは、現在はその北欧レトロな素晴らしいデザインの数々が有名で、デザインハウスのように思われていますが、もともとは自分でテキスタイルを作ったり印刷したりするメーカーです。

というわけで、工場内も見せてもらいました!

うおおお~~さすがに、迫力の機械。私は日本でもテキスタイルの工場などにお邪魔したことがなかったので、新鮮でした~。

ちなみに、アルメダールスは現在リトアニアにも製造工場があります。おなじみキッチンタオルやロール布、カーテンなどは主にリトアニアで作られているんですよ。今度はぜひそのリトアニア工場にも遊びに行ってみたいですね。

そしてこちらは、布の洗浄やカラーリングを行うエリア。

耳栓して黙々と作業をしているスウェーデン人たち。工場結構音がうるさいです。でも、働く人たちの健康にはとっても気をつけていて、座りっぱなしにさせないとか、立ちっぱなしにさせないとか、途中でフィーカ休憩を入れるとか、会社としてすごく工夫しているそうです。

完成した製品はとってもきれいで美しく、それだけを見ていると、なかなかこういうった工場の雰囲気は想像しにくい。でも一つの商品がたくさんの工程を得て、私たちが家庭で使える製品になるのだなぁ…と当たり前のことに、いまさらながらに感動してしまいました。

また、工場で働く方々にもお会いして、皆さん熱心に誠実にご自身の仕事を行われてる姿も見られて、嬉しかったです。

ミーティングルームがまたおしゃれだわ~

工場見学後は、打ち合わせのお部屋へ。なんかどこもかしこも、北欧インテリア。まあここはスウェーデン、北欧なので当たり前ですが。おしゃれです。

スウェーデン人の家庭はもちろんですが、職場のオフィスも、どこもとにかくおしゃれ。日本人の私は、これが仕事場か?!と驚きます。

しかし余談ですが、スウェーデン人の夫は、私の目にはおしゃれに見える空間も、たいていの場合

スウェーデン人の夫
え?これは普通だよね。

と片付けてきます。

店長
なぬ!おしゃれな空間にしかいた事のないヤツらは、これがおしゃれと気づかないのかっ。

と、また吠えぎみに。

結局は、いつの時代もフェイストゥーフェイス

ストックホルムの展示会場では何度もお会いし、ほぼ毎日メールや電話でのやり取りはしていますが、やはり会社に訪問させて頂くと、ゆったりとしたくつろいだ状態でお話しすることができて、楽しいです。

先方も、やはり「ホーム」なだけあって、リラックスしてて冗談などを連発。やっぱりなんだかんだ言って、嬉しいんですよね~。「ホーム」に来てもらえるという事は。

というわけで、片道5時間、往復10時間もかけての訪問が終了。行く前は朝起きるのもめんどくさくて(またその話)、

店長
10時間もかけていく意味あるのかな~~

と思ったりもしましたが、やはりどんなに文明が発達して時代が変わっても、フェイストゥーフェイスはとても大事。

そして、正直ブランド訪問は、純粋に楽しです。

のんびりボロース地方のテキスタイル工房を回ってみたかったのですが、今回は日帰り、とんぼ返り。また次回の楽しみに、とっておきたいと思います。

また今度、別のブランド訪問記書きますね。どうぞお楽しみに!