先日、フィンランドのとあるメーカーを訪問してきました。
なかなかにフィンランドらしく、すてきで楽しい体験だったので、ぜひその様子をお伝えさせてください!
フィンランドの農場、訪問
フィンランドの首都ヘルシンキから西へ約175キロ。車で約2時間半。周囲には自然以外なんにもない、そんな農場に行ってきました。
いったいなにをしにいったのか?それは…これ↓です!
この「クール」で「ウォーム」な特別なニット帽が生まれる故郷を、みにいったんです。
ここは、【ミッシーファルミ Myssyfarmi】というニットブランドの本拠地です。
羊ちゃんのおでむかえ
ミッシーファルミ Myssyfarmiには、看板娘ならぬ看板羊ちゃんがいます。
ふだんは「ぷいっ」としていますが、えさをあげると(というか、えさが入っているボウルの音を聞いただけで)猛ダッシュで走ってきて、なでなでさせてくれるのです。かわいいすぎる…。
この子たちは、フィンシープというフィンランドに4000年以上前からいる羊種だそう。フィンシープは天然の毛色の種類が豊富なことでも知られているそうです。みて、このふわふわ感!みて、この毛色!フィンシープの毛は弾力があって柔らかいのが特徴で、その柔らかさはメリノウール以上の柔らかさもいわれるそうですよ。さわるだけで癒される~~。
だからミッシーファルミMyssyfarmiのニット製品は、染色しない自然のままの「ナチュラル」のバリエーションが豊富。
ちなみに、染色している「カラー」もたくさんバリエがありますが、染色する場合はこのフィンシープちゃんの羊毛を天然草木染で染色するので、これまたビックリするぐらいきれいな色が揃ってるんです!
大きな手と大きなハートの持ち主
さてこの農場の主は、ラウハンス家のヤンネとアンナご夫妻です。普段は農業もしていて、ヤンネさんの登場はこんなデカいトラクター!
ひえ~!ヤンネさん…登場迫力ありすぎです!
どんなマッチョマンが登場するかとびくびくしてたら、タラップから降りてきたヤンネさん、優しそうな目。羊さんみたい。
握手をしたら、とっても温かい大きな手。お話をしたら、まっすぐに目を見て、とってもゆっくり話す人。優しくて温かい、ミッシーファルミMyssyfarmiのニット帽みたいな方でした。
ヤンネさんは実は元プロサーファーとして世界中を飛び回っていたそうです。そのサーファー時代にサーファー友達のおばあちゃんに編み物を教えてもらって(海から上がったサーファーさんは濡れ髪にニット帽をかぶるんですって)、初めてニット帽を作ったそう。それが我ながらあまりにひどい出来で(笑)、そこから編み物にはまってしまったとか。
そうそれが、実はこのミッシーファルミMyssyfarmiが生まれるほんとにほんとの初めの小さな種だったんです。
ヤンネさんとアンナさん、北欧の暮らし
ヤンネさんとアンナさんがお住まいになっている農場のおうちにも招待して頂きました。さすがに、でかい(笑)。城か!
お子さんが4人いらっしゃるそうで、普段は本当にお忙しい働くママパパです。玄関の靴の数が多すぎて、笑えました。
中に入ると北欧らしいインテリアがとってもすてき。4人のお子さんがいるとは信じられない美しさ。さすがフィンランドの方、古いものとモダンなものの組み合わせがとても上手で、自分らしい個性を出しています。
でもかたずけ方がワイルドです(笑)。レゴを大きな網目のかごに入れてる。隙間から落ちないのか?!でもこのくらい適当な方が、子供が小さいうちはいいですよね。
そしてもちろん、フィーカ。スウェーデン人も大好きなシナモンロール、フィンランド人もやっぱり大好きでした。フィンランド語では「ぷっら」っていうんですって。かわいい。
私もスウェーデンで暮らしているので、日常的にたくさんのシナモンロールを食べますが、ここで頂いたシナモンロールは、スウェーデン人の前では言えないけど(笑)、今までで一番おいしかった…。近所のベーカリーのものだそうですが、世界中おいしいものは田舎にあつまっているのかも。
それにしても、世界にはいろいろな場所があって、いろいろな暮らしがあって、いろいろなご家族がいて。私たちがソピバでご紹介するのは主に北欧ですが、ソピバをとおして北欧の暮らし方をご紹介したり、また北欧の商品を直接お届けできることが、とても嬉しいです。
ミッシーファルミMyssyfarmi、この秋大ヒットの予感
ミッシーファルミ Myssyfarmiは、この秋から日本でさまざまな展開を予定しています。実はバイヤー向けの展示会やショールームでは既にご紹介され始めていて、大好評なんです。
つい先日も、フィンランド大使館主催のフィンランドのファッションブランドが集まるイベントがあったのですが、そちらで…
たまたまいらっしゃっていた、元モーニング娘。の高橋愛さんも、このミッシーファルミMyssyfarmiに心をつかまれたお一人。
写真撮影:Petri Artturi Asikainen 写真提供:Myssyfarmi OY
かぶっているのはMUFFIムッフィの色15番オフィリアだそうです。※2018/9/17、色番号の記載を変更しました。
さすが、、、かわいすぎる~!高橋愛さんはご自身のインスタグラムでもMyssyfarmiをご紹介してくださってるので、よかったらご覧くださいね~。
9月17日までの受注会をお見逃しなく
さて、ソピバでは9月17日(月)までミッシーファルミMyssyfarmiの受注会を行っています。
ソピバでは定番カラーでも9色ととっても豊富なカラーバリエーションを揃えています(ルクススとチューブは3色)。でも、この9月17日までの限定期間には、さらに+15色の中から、自由にお好きな色を選んでご注文頂けるようにしました。
対象商品は、MUFFIムッフィ・FARMESTERファルメスター・LUKSUSルクススです!
受注締切は、9月17日(月)です!
実はこの受注会ができるのはミッシーファルミMyssyfarmiの協力のおかげでもあります。
ミッシーファルミMyssyfarmiのニットはこの農場の近辺に住むおばあちゃん職人(ミッシー・グランマって呼ばれてますよ)により一点ずつハンドメイドされているので、製造には時間がかかってしまうんです。
しかもこの秋冬への製造スケジュールはもういっぱい…。でも!
ミッシーファルミの皆さんがソピバの「北欧のほんもの、よいものを日本にお届けしたい」という想いに共感してくださり、9月17日までにソピバでご注文頂いたものは、ミッシーファルミのおばあちゃん職人が、24色のどのお色でも編んでくれるという事になりました。
スペシャルです~。 おばあちゃん、ありがとう~(T.T)。
各商品のご注文ページでご注文頂けますので、ぜひこの機会に普段日本では扱いのないカラーを手に入れてみてはいかがでしょうか。
「ムッフィ MUFFI」まるみがかわいい定番人気。
「ファルメスターFarmester」すっきりフィットでクール感あり。
「ルクススLUKSUS」大人の女性のワンランク上のオシャレに。
長い文章、最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。これからも、いろいろなブランドの、いろいろな裏話、共有させてくださいね!
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