フィンランドではこれいくら?日本と色んな料金を比較してみた

フィンランドと色々比較してみた!

今月でついに、フィンランドに移住して3年目。

在住期間が長くなるほど、暮らしには慣れてくるものですが、
今でもお買い物や請求書が来て支払いをする際は、やっぱり頭の中で日本と比較して考えることがよくあります。

ときには高いな〜と思ったり、フィンランドは安いな〜と思ったり。
素晴らしい制度があるなと思ったり…

今日はそんな、フィンランドで過ごす私のマネー事情を少しお話してみようと思います。

料金設定
この記事では、1€=130円で計算した場合の日本円を表示しています

携帯料金は?

私が日本で払っていた携帯は、使い放題でおおよそ5000円〜7000円でしたが、

今は、同じ機種で3G、使い放題でなんとたったの約15€(1950円)
どんなに使っても制限をかけられないので、インターネットの使いすぎなど気にすることもなく、格安料金で使用できます。

それに3Gでもめっちゃ早い!!!!携帯にイラっとしたことは一切ないですね…

食費は?

二人暮らしなので、これは明確に計算、比較ができないため、家庭でよく購入するものの値段をざっとあげてみましょう。

最近のスーパーのレシートを参考にしました。

  • お米1kg(アジアンマーケット)
    …3.5€=455円

  • 卵1パック(10個)
    …1.69€=219円

  • ヨーグルト 400g
    …1.49€=193円

  • オレンジジュース 1パック
    …1.55€=193円

  • 牛乳 1パック
    …1.29€=167円

  • 鶏肉ミンチ 400g
    …2.98€=382円

  • バナナ3つ
    …1.24€=161円

主婦、一人暮らしでスーパーに毎日行く皆さん、いかがでしょう?
高いかな?安いかな?それとも同じくらいでしょうか?

外食はどのくらい?

これまたお店と立地によりますが、ざっと一般的な料金だけ答えさせていただくと、

レストランのランチ、10€〜15€
(お高いレストランでは20€〜30€)

レストランのディナーで、17€〜25€
(いい雰囲気のお店で、25€〜30€)

という感じです。

でも、夜ご飯でケバブやバーガーのようなファストフードを食べようと思ったら約7€くらいで買えますので、
外食にお金を使いたくないけど、どうしても外で食べなきゃいけない時は、
ピザ・バーガー・ケバブの3択から選ぶことが多いかな…(これが悲しい)

あおい
私はうどんとか、おにぎりとか、お弁当が食べたい(いつもの嘆き)

家賃は?

トゥルク

ヘルシンキのような大都市では、中心地に近くなるほど料金が跳ね上がりますのでわかりませんが、私のようにトゥルクのような小さな町で暮らすには、そこまで高くないし、場所によって料金はピンキリ。

実は、トゥルクでは中心地の近くに住んでもそこまで高くありません。

もちろんマンションも、いつ建てられたのか、広さ、さらに立地にもよるので、値段をいくら!とはこのブログで断言できません。ただ、もしサンプルとしてトゥルクの友人から聞く話をベースに、私が知っている中で公開できる情報で見ていただけるならざっとこんな感じです。

あおい
かなり大まかなので、「へー」くらいに思ってください。

トゥルクの場合(1人〜2人暮らしの場合の話)

中心地から約徒歩20分以上離れたマンションで、
400€前後 つまり、52,000円前後

中心地から徒歩20分以内のひとり〜ふたり暮らし用マンションで、
500〜600€ つまり、65,000円〜78,000円くらい

中心地から徒歩20分以内の家族用マンションで、
700€〜 つまり、91,000円〜

といったところです。

あおい
うーんこれは比較が難しいね〜!!笑 家と言っても色々だからね〜!!!

交通費など

フィンランドの市内の交通機関では、駅の数や距離で切符の値段が変わるのではなく、時間内で乗り放題の切符が多いです。

・ヘルシンキでは市内のバス、地下鉄、トラム
 1時間20分以内乗り放題で、2.2€(アプリでの購入の場合)
 =286円

・トゥルクでは、市バスがあります。
 2時間乗り放題で、3€
 =390円

行き帰りが2時間以内で住む用事なら、同じ切符で帰ってこれるのでかなり便利です。

学費と学生のマネー事情

もうテレビやメディアでみなさんご存知だと思いますが、学費は小学校から大学院まで無料です。

しかも、大学生は以下の金額を返済不要で毎月、誰でももらうことができます。

・opintotuki(学生援助金)…約250€(32,500円)

・asumistuki(住宅手当)…約300€(39,000円)
※もらえる額は、地域、個人の状況によりけり

合計 約550€(71,500円)の補助を得られることができるんです。

つまり、学生寮やアパートで暮らせば普通の生活はでき、アルバイトも学業と並行してやらなくても最低限暮らせるお金は手に入るのです。

※学生でも仕事をしていたり、学校へ自宅から通うなど、どのように暮らしているかで得られる助成金は変わります

銀行のATM手数料

国内の銀行で、普通口座を使用している場合基本0円。

あおい
これがもう毎回嬉しい!!!

私の場合、会社用の銀行口座が別にあるので、それに関しては毎月数€ほど手数料を引き落とされていますが、生活費の基本に使っている普通口座では、ATMから何度引き出そうと、何時に出そうと、手数料は取られません。

ほぼ現金を使わないのでまず、ATMに行くことも月に3回くらいしかないですが、それでもあ〜嬉しいなと感じます。

 

いかがでしょうか?

今日は、ほんの一部ですが私の、フィンランド生活で学んだ、そして体験したマネー事情を書きました。

こんな料金も聞いてみたい!というのがありましたら、ぜひ質問コーナーにどうぞ!!