キッチンをおしゃれにする秘訣は、食器よりもキッチンタオルから?

 

皆さんはどんなキッチンタオルを自宅で使用されていますか?

私は約20年間ほど日本で育ってきたので、その頃は母が台所に立つのが毎日でしたから、キッチンのタオルに別にこだわりを持ったことは一切ありませんでした。

あおい
だって、キッチンでタオルを使う時ってお手伝いをする時くらいですから。

でも北欧に来て、キッチンタオルになぜかちょっとこだわりを持つようになったんですよね。その理由は…

柄が可愛いから!

タオルに描かれたパターンが可愛いだけで集めたくなるし、キッチンに飾りたくなるし、使いたくなる。そんな単純な理由ですが、それでキッチンにちょっとだけこだわりを持てるっていいなって自分では思っています。

 

しかしながら…。正直に言ってしまうと学生の頃に初めてフィンランドに来た時、一般的な北欧のキッチンタオルの一目見た瞬間、

名前
え!?大きすぎじゃない?!何でみんなこんな長くて大きい、薄めのタオルを使ってんの?

と思っていました。(笑)

日本で使って来たキッチンタオルとは素材も大きさも全く違うし、初めて見た時は私自身、
このサイズ…慣れるかな?お土産で買っても大丈夫かな…?と思っていたんです。

でもそんな心配はなかった!大きさにも薄さにも、理由があったんです。

北欧のキッチンタオルは大きい!こんなに大きいの、どうやって使うの?

タオルの大きさは何と70cm×47cmという特大サイズ(写真:アルメダールス社)。日本でよく見かける普通のタオルのサイズと比べてみると、結構な大きさですよね。

でもこの幅が広く大きなタオルだからこそ、使い勝手がいいのです。

大きめのお皿の拭くのにもぴったりだし、

洗った後のコップやお皿の水切りマットとしても使えるし、

可愛い絵柄が隅々までプリントされているので、キッチンを引き立ててくれるのがいいところ。細々したものが多いキッチンも大胆な柄が目立ってくれるので、ある意味カバーしてくれますよね。

しかもこんなに大きいからミニエプロンとして使えます。きっちりエプロンにしなくてもズボンやポケットにぎゅっと詰め込めば、手をさっと拭くときにも便利です。

ちょっとおしゃれなカフェの定員や料理人みたいに見えて素敵じゃありませんか?

こうして、シンプルなキッチンでも物がが多いキッチンでも、視線は柄に集中するので、タオル一枚でおしゃれなキッチンが演出できます。

北欧のキッチンタオルは長い!どうやって使うの!

さて、おしゃれなテキスタイル柄がほどこされたタオルを、拭き上げ用やハンドタオル用だけで使うのは勿体無いのが、北欧のタオルの魅力の1つ。

インテリアとして、例えばテーブルのプレースマットとして使ってもいいし、壁につければおしゃれな布のポスターにもなります。

畳んで分厚くすれば、鍋敷きにも大変身。

使い勝手は工夫次第で色々。ちょっとおしゃれなアイディアを加えるだけで、北欧の生地がいろんなものに代返して、お部屋のインテリアの見栄えを明るくすること間違いなし!

パン、お菓子の目隠しだったり、細々した物を隠したいときはこうやって目隠しの布としても使えるので、急な来客時にもささっと便利。

北欧のキッチンタオルはさらっとしてて薄い!何でなの?

例えばsopivaで扱っている北欧のキッチンタオル、アルメダールス社のものはリネンとコットンの混紡素材です。

ちなみにリネンは、北欧で取れる素材で、古くから北欧の人たちに欠かせない繊維。繊維の中が空洞になっているので、他の繊維より吸収力性が高いのも利点の1つ。速乾性にも優れているんですよ。

一方コットンは繊維がとても微細なため柔らかく肌触りがいい素材。そしてどちらの素材も強く丈夫なことで知られていますから、この混紡素材こそ、何度も長く洗っては使っていくキッチンタオルにぴったりの素材なんです。

あおい
それで!ペラっとした薄さなのに丈夫なのか!
補足
もちろん北欧のキッチンタオルと言っても、メーカーによって素材が異なるものもありますので、上記は例として、アルメダールス社のタオルのお話です

 

タオルにフックがついているのはなぜ!

名前
実はこれにも、初めて移住した時にちょっと驚いたこと。何でもフックがついている…

フィンランドのタオルには、必ずと言っていいほどこういう引っ掛ける部分がついているんです。実は、キッチンタオルのみならず、大きなバスタオルでも、ハンドタオルでも何かとフックがついているのが主流。

もちろん必ず使用する必要はないのですが、フック一つあれば、場所を取らずいくつもタオルをかけてしまえるのも実は便利。手を拭く用、お皿を拭く用、テーブル用などわけて使用する際にもいいですね。

いかがでしたでしょうか?

北欧のキッチンタオルのサイズと素材は、日本では見慣れないものかもしれませんが、使いやすい理由が実はたくさん詰まったものなのです。気になる方はぜひ一度、sopivaのショップでもご覧ください。

かなり多くの種類を取り扱っているので、きっとあなたのキッチンにぴったりの柄が見つかると思います!