「ソイキャンドル」とかけて「環境問題」ととく、そのこころは…

今年からソピバのお店でもご紹介しているスウェーデン【トープリュクタン/Torplyktan】ブランドのアロマキャンドル。このキャンドルは「ソイワックス」という自然素材100%で作られた「ソイキャンドル」です。

最近はモデルさんなど美容にこだわる方にも取り上げられる機会も多く、注目される「ソイキャンドル」。

この「ソイキャンドル」って最近聞くけど、普通のキャンドルとなにが違うの…って素朴な疑問、まとめてみました。

素材の違い「石油 VS 大豆」

一般的にキャンドルといわれるものは、主にパラフィンワックスを使用しています。パラフィンワックスにも細かく種類はありますが、どれも石油由来という点が基本です。それに対して、ソイキャンドルは100%天然素材(大豆)です。つまり、

石油 VS 大豆

というわけなのです。

それだけで何となくよさそう…って感じですが(笑)、

では、この大豆ベースで作ったキャンドルにはどんないいことがあるのか…

具体的にみていきましょう。

ソイキャンドルには「空気の浄化作用」がある

さて、普通の(パラフィンワックス)キャンドルを使うと…

ソピーさん
キャンドルが燃える時のススや独特のにおいが苦手!
ソピーさん
キャンドルを消した時の人工的なにおいが気になる!
ソピーさん
空気が汚れる感じがして長時間使うのに抵抗がある!

ソピーさん、文句が多いですね…(笑)。

でも、そんな風に感じる方、少なくないとと思います。

特に香りを楽しむアロマキャンドルの場合、

「香りが良いこと」

「使用することで空間がここちよくなること」

は大事です。

そのため、特にアロマキャンドルとしてはソイキャンドルがおすすめになります。

100%ピュアなソイワックスを使ったソイキャンドルの場合、

燃えることで空気中の不純物を減退させ、空気を浄化する

という作用があるそうなんです。

クリーンな空気の中で香りを楽しめる…

というわけで、より優れたリラックス効果が期待できるのがソイキャンドルです。

「ソイキャンドル」は長持く使えておトク

ソイキャンドルのもう一つの特徴は融点が42-52℃と低めなこと。

低めの温度で燃える炎は熱くなりすぎず、その光には優しさがあります。

さらにパラフィンワックスのキャンドルよりもゆっくり燃えていくので、比較すると

30~50%も長く使えるんです。


さらに融点(溶けだす温度)が低いことのもう一つの魅力は、

ふたを開けて置いておくだけでも部屋にほのかな香りが広がる

こと。バスタイムでも火を使わずに優しいアロマ効果をしっかり得られますよ。

これなら、小さなお子様やペットがいる空間でも安心です。

肌につけても安心「マッサージキャンドル」

ソイキャンドルは実は

肌へ直接塗ることもできます。


別名「マッサージキャンドル」という名前で売られるソイキャンドルもありますが、肌につけて香りを楽しむことができるのです。

ソイキャンドルを灯した後に、溶けたキャンドルを少量手にのせて伸ばすことで、ほのかな温かさを感じながら、香りを長く楽しむことができます。

※溶けたロウにさわる際は、かならず火を消した後2分以上お待ちください。

※お肌に合わない場合は、肌に使用しないでください。

アレルギーになりにくい

他にも、

石油のように有害物質を含まないソイワックス素材は、

アレルギーの心配が少ない

ソイワックスは生物分解性が高いことから、

環境にもやさしい

水溶性なので、万が一ワックスがこぼれてしまい家具や衣類についてしまっても、

熱い石鹸水などで簡単に取り除ける

などなど、うれしいポイントがたくさんです。

スウェーデンならではの環境意識

以上、ソイワックス素材のキャンドルの特徴を、簡単にまとめました。

さらに、ソピバ北欧でご紹介しているスウェーデンの【トープリュクタン/Torplyktan】のソイキャンドルは、特に

環境意識が高い点

に私は注目しています。

使用するラベルやパッケージには全て再生紙を利用。

容器となるガラスもリサイクル再生ガラスです。

また使用後にガラス容器がごみになりにくいよう、ラベルは簡単に取り外せて、容器をおしゃれなインテリア雑貨としてリユースしやすいようにしています。

容器にグリーンを入れてプランターにしたり、また小さなものを入れる小物入れに使ったりすればおしゃれです。

できることから少しずつ

ここ最近、日本でもスウェーデンの若き環境活動家グレタ・トゥーンベリさんの名前をニュースで耳にする機会が増えてきました。ソピバでも以前グレタさんについての記事を書きましたのでよかったらご覧ください。

世界を変えられると信じる、環境少女グレタ・トゥーンベリ

そんな風に日本でも少しずつ環境問題に対する認識が高まる中、現在スペインで開催されているCOP25にて、

日本は「化石賞」を受賞しました。

「受賞」というと何か良いことのように感じますが、こちらは残念ながら

地球温暖化対策に消極的な国におくられる不名誉な賞…です。

まあ、環境問題に関してはこれまで日本ではほとんど議論が行われていませんでしたから、当然といえば当然です。

けれど、地球規模で20年後、30年後の未来を考えれば「私には関係ない」と無視できなくなるのが、この環境問題です。

 

一方、スウェーデンに暮らしていると普通に生活しているだけで環境に優しめな暮らしをしている自分に気づきます。私が個人的に一生懸命にならなくても、企業や政府が普通の暮らしが環境によくなる工夫をしてくれているのです。

こちらのトープリュクタンもそうですが、デザインがすてきだなと思って買った商品が、たまたま環境にやさしい商品だった…みたいなことも良くあります。

また、人々は常に自分の行動が環境にいいかどうかを無意識に判断し、「どちらかといえば環境に良い方を選択する」という行動になっているようです。

もともと楽観主義の私は、

店長ヨウコ
日本もこれから何十年かかけてきっとそんな風になっていくと信じています。

話が少しずれましたが(いつもすぐずれます)、そんなわけで(笑)…。

アロマキャンドルとして優れているだけでなく、環境意識も高いという理由から、私たちソピバ北欧は、このスウェーデン【トープリュクタン/Torplyktan】をお勧めしているというわけなのです。

現在、限定数で販売の「パインフォレスト」の香りも入荷しています。クリスマスのギフトにもおすすめなので、よろしかったらぜひお店でのぞいてみてくださいね。