温かくなるとスウェーデン人たちが集まる店とは

スウェーデンは今週に入って、突然夏のような日が続いています。気温は20度そこそこなのですが、太陽の光が…刺すような強さ。

冬の日差しが弱すぎるからその対比で強く感じるせいなのか…でも、

店長
北欧は緯度が高いから、太陽が近いのでは…?!

って、毎年本気で思ってます。

どなたかご存知の方、教えてください~。

温かくなりだすと皆そわそわ・・・

冬の間は冬眠しているかのように、キャンドルを灯し、暖炉を焚き、毛布にくるまりぬくぬくと家の中で過ごすスウェーデン人…。そのおかげでインテリアが洗練されるのかもしれませんが。。

とにかく、そんなスウェーデン人たち、4月5月になり温かくなり始めると、

スウェーデン人たち
まってました!

とばかりに、皆こぞって外で出ます。

まだ15度そこそこで肌寒くても、レストランなどでは外に座るが基本!

お店の外のテラス席を見て、うわっ混んでる!と思っても、中の席はガラすき…なんてことも、よくあるんですよ(笑)。

店長
春から秋口にかけての北欧旅行中は、テラス席がいっぱいなレストランでも中の席が空いていないか、要チェックですよ~。

スウェーデンの春、それはガーデニングの季節です

人口の少ないスウェーデンでは、郊外の一軒家に住んでいれば庭があることが一般的。

そうなると、この春の季節は…

ガーデニングの始まりの季節でもあるのです。

夏が短すぎて、雪が解けたと思った4月-5月ごろには始めないと、花の盛りを楽しんだり、野菜や果物を収穫するのに間に合わない、北国…。

私は日本で都市部で育ったので、育った家に庭はなく、庭づくりや土いじりとは無縁の生活をしていました。そのためスウェーデンに来てから初めて庭という存在が身近に…。正直ガーデニングの事は、

店長
…何も分からない…

だから私の場合、「すてきな庭を作る」というよりは「土や植物とたわむれる」というのが目的です(笑)

この時期、スウェーデン人が集まる店は

この時期、土や花、木を買うスウェーデン人でDIY系の店がにぎわいます。というわけで、私も行ってきました!

まず買うのは…土。パックがでかい。一番小さいもので1パック40リットルです。これが5パックで2000円くらい。

そして、置き方がワイルドすぎじゃない??子供、のぼっちゃうよ。また、店員さんが誰も見ていないのがスウェーデンぽい。

土などの大きなものは、こんなでっかいカートに載せて運びます。ついでに子供ものせれて便利(笑)。

花や植木は所狭しと置かれています。特に説明書きもなく、店員さんもほとんどいないので、知識のない私にとっては買い物しづらい。

庭、庭といったところで、実際我が家の庭は大した広さもない。とりあえず自分がかわいいな、と思う花や、植木、食べられる野菜とか果物などを買えばいいやと、、、あれこれ買いました。

今年の私の庭テーマは、

イチゴ、ラズベリー、ルーバーブなどの果物を育てて食べること!そしてハーブを育てて料理に使うこと!

…食べることばっかり(笑)。

さて、どうなるでしょうか。

楽しむこと、それが大切。

さて、結局お花はこんな感じで…。10株で1500円という安さにつられてゼラニウムを大量に買ってしまった…。ゼラニウムは、とにかく育てやすくて手がかからないので(それが理由かはわからないけど)、スウェーデン人も大好きなお花です。

そして、ひとめぼれで買ったのがこのクローバー。色も形もかわいい~。これは秋になったら室内用の植木鉢に植え替えて大切に育てます。ちなみにクローバーこの一鉢で800円位でした。安いのかな?高いのかな?よくわからない。

実はスウェーデンに来たばかりの頃は、ガーデニングや園芸の知識もないし、なかなか素敵にお庭を作ることができないし…って、やや消極的でした。

なにしろ、お邪魔するスウェーデン人たちの家は、皆それぞれにすてきなお庭ばかり。私なんて上手にできないし、よくわからないし、恥ずかしい…って思っていたんです。

でも、最近は、自分なりに好きなお花や植物を買って、自分流に楽しんでみるっていうのも、良いのではないかなとも思うようになりました。そして、自分にちょうどいいペースで、土をいじったり草花を育てる時間はとても贅沢なものだと感じます。

皆さんにもぜひ、「素敵に仕上げること」にこだわらず、自分が好きな植物やお花を、自分の身近にあるスペースで、自分流に楽しむ「ソピ―!」な土いじり、楽しんでみてくださいね。