こんにちは!ソピバ北欧店長です。
私は普段スウェーデンの首都、ストックホルムの郊外で暮らしていますが、先週は日本に行っていました。
目的は、東京ビックサイトで行われた「インテリアライフスタイル展」というインテリア・雑貨見本市に出展するためです。
北欧からの空の旅は、やっぱりフィンエアーが一番
ストックホルムから日本へは直行便がないので、時間、距離共に最短で飛ぶにはフィンエアー(フィンランド航空)が便利です。ヘルシンキから日本へは9時間弱の飛行時間です。
白と紺のフィンランドらしいロゴが印象的なフィンエアー。少し前からフィンエアーはマリメッコとコラボレーションを行っており、機体ラッピングや機内グッズでマリメッコを見かけることができ、「北欧の旅」を実感できます。
またヘルシンキのVANTAA(ヴァンター)空港は現在、積極的にアジア路線を拡大しており、空港自体もすごい勢いで拡大しています。広くなっても空港内はどこもすてきな北欧インテリアで、こだわりが感じられます。
家具のセンスも良いし、下の写真のように屋内でも自然が感じられる演出も。ちなみにこれはすべて本物の白樺の木でした。
そして、空からみるフィンランドは、本当に湖と島ばっかり。
この小さな全てが島だなんて、一瞬信じられませんよね。ぽこぽこしていて何度見ても美しくかわいく、いつも写真を撮ってしまいます(笑)。
今回は一人旅だったこと(子供たちは夫が見てくれました~ありがたや~)、そして日本では過酷スケジュールが待っていたこともあり…ポイントを使ってビジネスクラスにアップグレードしました。
機内で使われてるイッタラやマリメッコの食器やグッズもすてきで、そこかしこにフィンランドを感じることのできる空の旅でした。
フィンエアー機内誌には、ケフボラデザインのアーティストのイラストが!
ケフボラデザインでおなじみのマリカ・マイヤラさんやサンナ・マンデルさんのイラストを機内誌でお見かけしました。フィンエアーの機内誌に採用されるなんて、さすがです。
マリカ・マイヤラさんは、定年後の暮らしについてのコラムの挿絵。
サンナ・マンデルさんは、フィンランド観光局のページの挿絵でした。
プロのみ入場可能なインテリアライフスタイル展
さて、「インテリアライフスタイル展」とは、
東京から世界へ向けて「ライフスタイルを提案する」インテリア・デザイン市場のための国際見本市インテリア ライフスタイル。
つまり、世界中からインテリア、デザイン、雑貨業界のプロが集う展示会なのです。ちなみに一般の方の入場はできません。
会場となるのは、東京ビックサイト。
今回は、フィンランドのブランドの方たちと一緒に行きましたが、みんなこのビックサイトの奇抜な建物にびっくり。写真をとりまくってました。
私はソピバ北欧のお店を立ち上げる以前から、もともと北欧雑貨の卸販売を行っていたので、このようなインテリア・雑貨見本市には実は2007年から毎年出展しています。
展示会はこんな雰囲気です。いつもとてもにぎわっているんですよ。
たくさんの国内メーカーやブランド、輸入代理店がブースを構えて出展し、来場されるバイヤーさんたちと来シーズンのトレンドや商品選定などの商談を行います。
私たちが今回ご紹介した、ソピバでもおなじみのケフボラデザインやカムトゥフィンランド、スウェーデンのアイテムは特に注目が高く、プロの視線から見ても本物のフィンランド、北欧が感じられるとても貴重なアイテムなんだな、と実感しました。
フィンランドから来日のハンナさんと、トークイベントも
さて、今回は期間中に、フィンランドのあるニット帽ブランドでマーケティングを担当するハンナさんとトークイベントを行いました。
こちらのニット帽ブランドは、フィンシープ種というとても貴重なフィンランドの羊さんのウールを使い、こだわりの製法で作っていて、しっとり柔らかく…また見た目もほっこりおしゃれで…本当に素敵なんです。
完全手作り、貴重な天然素材なので、ご提供できる数に限りがありますが、ソピバでは今年の夏の終わりごろから先行でご紹介していく予定です。
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フィンランドのエシカルについて、お話を伺いました
さて、このトークイベントでのテーマは「エシカル」について。
フィンランドの人たちは、
人にやさしい
環境にやさしい
動物にやさしい
社会にやさしい
そんな「エシカル」にこだわり、それを実現しているブランドや商品を高く評価しています。
そういうブランドや商品を、作ること、売ること、買うこと、持つことなど、関わる全ての段階で高く評価されます。それは、ビトンのバッグを持ったり、ティファニーのジュエリーを身につけたりするのと同じような感覚で、エシカルなブランドの商品に関わることが個人のステータスを上げると考えられているそうです。
と思われるようになっているそうです。
最近は大企業も、オーガニックコットンを使った商品を強化したり、工場の労働環境改善をアピールしたりなど、エシカルに力を入れる傾向がでてきています。少しずつでも、みんなが人や環境にやさしい方向に向かって、未来の地球を守っていけたらいいな、と思いました。
フィンランドはその点では一般消費者の考え方が本当に進んでいて、日本でも見習えることがたくさんありそうだな、と思いました。
海外からの来客にはずさない店、それは居酒屋
さて、ハンナさんとはしっかり日本の居酒屋にも行きました。
たくさんの種類のお料理がお手頃な価格で食べられる日本の居酒屋、実はスウェーデンにもフィンランドにもほとんどありません。なので日本に行って私が真っ先に行きたくなるお店…それは実は居酒屋なのです。
来日される外国人の方をつれていっても、はずれなく喜ばれますよ。
というわけで、今日は卸販売のお仕事の様子を少しご紹介させて頂きました。
自分が関わる仕事をとおして、フィンランドやスウェーデン、北欧のほんものを、色々な形で日本に伝えていけるといいなぁと思っています。