店長ダールマン、自己紹介します

在住12年、満を持して?!店長やります。

2006年にスウェーデンに引っ越したので、かれこれもう12年も住んでしまいました。
そしてこの度、ソピバを始めることになったわけを、お話してみようと思います。

そもそも、私はなんでスウェーデンにいるのか…。
それは残念ながら、いちばんありがちでつまらない理由。

 

「たまたま結婚相手がスウェーデン人だった」です。

いわゆる日本人妻ですねー。そういう番組に出させてもらったこともありました(笑)。

店長の話

本当は南国が好きなのですが…何を間違えたか、南国とはかけ離れた場所に来てしまいました。

人生のご縁とは恐ろしいものです。

スウェーデンがどこにあるかもよくわからず

日本にいながら、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、

このいわゆる北欧4か国の位置や文化の違いをご存知の方は、かなりの北欧マニアとおみうけします。
こんな写真見て、どの国とかあてられる方、ホントにすごいですよ。

北欧

実際私は日本に住んでいたころ、ヨーロッパには仕事でよく来る機会がありましたが、北欧のことは正直なにも知らず…。

後に夫となる彼とつき合い始めたころ「フィンランド人だもんね」と口ばしり(スウェーデン人です)、危機におちいったこともありました。

 

しかし北欧を知るにつれ、確かにその違いはよく見えてきます。

それは、誤解を恐れずに例えるとすると、日本、韓国、中国の違いのように大きく、それぞれに国はとても個性的です。

また改めて、そんな違いについてもブログで書かせてくださいね。

Trivs du bra? スウェーデンのいごこちは?

スウェーデンに住み始めたころ、一番スウェーデン人に多く聞かれた質問は、これ。

スウェーデン人
Trivs du bra i sverige?(トリーヴス ドゥ ブラ イ スヴェリエ?)

訳すと、「スウェーデンのいごこちはどう?」「スウェーデンで楽しんでる?」

店長
うわー。

優しい顔してなんと聞きにくいことをズバリ聞く人たちなんだ、スウェーデン人は!とびっくりしたものです。

しかも、けっこうしょっちゅう聞かれるのですよ。

 

実際海外に暮らすということは、容易なことではありません。
言葉の壁もあり、文化の壁もあり、食の壁もあり、家族や古くからの友人もいないし…。壁だらけ。

 

というわけで、初めの頃はそんな質問に

店長
まあまあね・・・

とやや視線を外し、あいまいに答えていたわけです。

スウェーデンで始めた仕事

そんなふうに移住直後はスウェーデン語に翻弄され、スウェーデン社会に圧倒され、四苦八苦して暮らしていたわけですが、1年ほどたったころに北欧雑貨の卸販売の会社を立ち上げました。

 

じつは日本では家具やアンティークの仕事をしていた時期もあり、スウェーデンに来た当初から、街にあふれるすてきなデザインや雑貨が気になっていたのです。

いやいや、やっぱりかわいいですよね、北欧のデザインは。

 

こちらの会社は卸販売に限定して、雑貨見本市などにも出展して営業してきました。

現在は、日本に住む兄が営業担当として一緒になって会社を運営してくれるようになり、日本に在庫をもって商売しています。

日本 販売の様子

あえてネットショップを始めたわけは

先日のブログでも書いたように、SOPIVAソピバはネットショップで「もの」を販売するのですが、わざわざネットショップを自分でやろうと思ったのは、やはりもっと直接北欧のことをお伝えしたいと考えるようになったからです。

このブログや、ショップの商品説明をとおして、私が経験している北欧の暮らしを正直にお伝えしたいと思ったからです。

さて、12年暮らした私は、例の「Trivs du bra?」の質問にとまどうことなく、「はい」と答えることができるようになりました。

 

それは、暮らしをとおして北欧の良いところ、そうでないところを知り、体験し、また四苦八苦しながら家族とともにここに生活の基盤をつくってきたからです。

 

 

まだまだスタートしたばかりのショップ、ブログですが、こちらも長く続けて、たくさんのすてきな出会いがあるといいなと楽しみにしています。

 

というわけで、長くなりましたが、店長としての簡単な自己紹介でした。これからもぜひお付き合いくださいね。